3月定例活動案内
これは群雲桜(むらくもさくら)と名付けた、エドヒガンの集団です。桜の森の西の端にあります。エドヒガンに限らず、同じ種類の木が、こんなにも群がって生育しているのは、とても珍しいことだと思います。
いったい何本のエドヒガンが群がっているのか、調べに行こうと思います。普段は、ここまで人が入ってくることはありません。猪の遊び場が有ったようで、この辺りに近づくと獣のにおいがします。
記
桜の森探検、午後はクヌギの手入れ(もやかき)をする予定です。
日 時:3月9日(土)9時~15時 (雨天中止)
集合場所:平木谷公園(交番付近) 車で黒川・桜の森へ向かいます。
持 物:
軍手、首巻タオル、弁当、お椀、水筒、敷物、スカーフ、帽子
服 装:長袖、長ズボン
(ズボンの裾を厚手の靴下で覆う) 防寒衣、雨具
(笹薮の中、笹を刈りながら進んだりで、少し危険なので、参加条件は3年生以上とします。
3月5日までに車の提供と含めて参加可否を書き込んで下さい)
<3月9日(土>)活動報告
9時~15時
参加者(17)
団 員:(9)増田、谷野兄弟、芦田弟、山本、黒木、文字、岡田、今西
保護者:(5)芦田、山本、黒木、岡田、今西
指導員:(3)川戸、竹岡、大門
牧の台緑の少年団がドングリから育てたクヌギを桜の森に植樹したのは平成19年4月でした。今は樹高
6mに成長しています。その林に少年団が植樹したことを写真入りで解説するポールが立っており、その記念写真には、3月5日にお亡くなりになった、名城兄妹のお母さま、真理子さまのお元気な姿も見えます。
今朝は、そのポールの前に全員が整列、ご冥福を祈って黙祷を捧げました。
私の老いもそろそろのようで、今日は我ながらショックなことが三つも重なり少々自信を無くしかけています。その一つ、山でカメラを無くしました。何時ものように腰に下げていれば良かったのでしょうが・・、そして、頼りの川戸さんのカメラのSDカードを紛失。山本さんから送信頂いた分と、携帯で撮ったので報告します。
朝、杉の枯葉集めの作業中に、冬眠しているクワガタを起こしてしまいました。
ノコギリクワガタです。この時期に!
群雲桜への途中、鹿が前方を横切るのや、小鹿の無残な姿にも出会いました。
肝心の群雲桜の調査の様子を収めたカメラ紛失で、誠に申し訳ありません。
12日に菊炭友の会の活動で現地に行き、カメラが奇跡的に見つかりました。正常に作動します。数枚追加掲載します。(3月13日) エドヒガンを探しています。 ↑ こういう場所は、足元に加えて頭上も注意が必要です。枯れた枝が引っかかっていて、何時落ちてくるか分りません。ヘルメットはキッチリ着用しましょう。
エドヒガンが見つかると数え間違わないように、黄色のテープを巻き、番号を記入しました。
大きな岩の間を通り、探しています。最後に撮った写真で、無くした所に目星をつけるヒントになりました。
結果は群雲桜と呼称する範囲にあるエドヒガンは18本でした。しかも、その18本の殆どが同年代の樹と思われます。お互いが遠慮しながら、あるいは、もっと沢山あり、熾烈な競争に勝ち残って、ここまで生きて来たんだろうかと思える樹形です。横に大きく枝を広げずに、万歳するように上に向かって枝を上げています。込み合って生えているように見えますが、樹間は10m以上あり、最も狭いものを測ると8.7mでした。
どういうことで、こんなに群がって生えているのか分りませんが、エドヒガンの植樹は最低10mの間隔は開けなければ駄目だと言っているように思えました。
昼食後、炭火を熾し、焼芋の準備です。
今日は3年生女子4名。男子1名。
4年生男子2名
6年生男子2名
と言う構成でした。
4年生と6年生の4名が火熾し担当。
3年生が、濡れ新聞紙とアルミ箔で芋を包みます。
炭火の中に芋をうずめて、台場クヌギの”もやかき”に向かいました。
6年前にクヌギの大木を伐採した切り株から幾つ
もの幹が出ているのを、これからも残す2本位に
絞り、後は全て切り落とします。
この作業を「もやかき」と言い
里山整備の大切な作業の一つです。
この二人、ヘルメットの着用の仕方が駄目ですね。
安全確保には真剣に取り組まないと、少年団活動は続けられません。
今日はお父さんが4人もおられたので
切り落とした枝の整理も含めて作業が
はかどり大助かりでした。
川戸さんのカメラのSDカードも見つかりました。
こんな良い写真がありました。 ↓
昼食後、準備した焼芋はどうなったでしょう?
芋は 鳴門金時
作業後、炭火から掘り出しました。
えっ!?
炭になっている?
炭に包まれて炭になった?
新聞紙をケチッタからかな?
1頁でなく半ページにしたのが拙かった?
でも、炭でないところは美味しかったよ。
バケツリレーで火の始末をして解散しました。