新・牧の台緑の少年団

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2012年8月活動記録

8月の活動案内<セミの抜け殻調査>
  7月は川の生物を調査することにより、水質を判定しました。同じように、蝉も種類によって棲める環境が違うので抜け殻を調べることにより、その地域の環境が判断できます。大和の平木谷公園と里山がある黒川の2か所で6年間調査を続けて来ました。今年は7年目になります。
大和や黒川の環境に何か変化があるでしょうか。蝉は私たちに何を知らせてくれるでしょうか。
      日   時:8月11日(土)10時~15時30分 小雨決行
      集合場所:山下駅前
      持 ち 物:「セミの下敷き」
           蝉の抜け殻を入れる小箱(ポリ袋や虫カゴは抜け殻が傷むのでダメ)
           捕虫網(有れば。手の届かない高い所のを採集するため)
           虫眼鏡、筆記用具、敷物、水筒、弁当、タオル、軍手、帽子、スカーフ
      服   装:長袖、長ズボン
      スケジュール:
           車で移動(10時:山下駅→10時30分:黒川公民館)
           黒川周辺・抜け殻採集(10時30分~11時30分)
           昼食(11時30分~12時30分:公民館)
           移動(12時30分:公民館→13時:平木谷公園)
           平木谷公園・抜け殻採集(13時~14時)
           蝉の分類・集計(14時~15時30分:牧の台小学校:地域交流スペース           
           15時30分:牧の台小学校で解散
           (活動内容:近辺を散策しながら蝉の抜け殻を採集、牧小で分類集計をします。)

<8月11日(土)>活動報告
10時~15時
      参加者:(10名)          
      団   員:( 4名)名城妹、増田、谷野兄弟
      弟   妹:( 1名)谷野妹
      保護者:( 1名)谷野祖父
      指導員:( 4名)小坂田、竹岡、川戸、大門 
 天気予報だけで動けば今日は“雷を伴う雨”と言うことで、活度中止。しかし、ここは団員思い?の指導員。「中止」で、ガッカリする顔を思い浮かべると、何とかやれないかと考えます。  優しぃ~だろう・・・?
また、最近は雨雲の状況をパソコンでチェック出来るので助かります。2ケ所のデーターをチェック、活動予定時間と雨雲到着時間を予測して、活動中止か決行か判断します。今年は5月の牧小3年の体験学習以降、ほとんどのイベントで雨雲レーダーに首っ引きにさせられ、お蔭で見方の精度が大変向上してきました。
今日など、どんぴしゃり! 名人芸です。  いきなり自慢話から始めてしまいました。  ゴメンヨ・・・
 黒川公民館を起点に10時20分に採集開始、昨年と同じコースを逆回りしました。黒川ではセミの抜け殻が案外、採集できずに、それ以外の自然観察も入れないと退屈してしまいます。
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 公民館の門付近で手で捕獲しました。図鑑で調べると、日本では最大型クラスの「ウスバカミキリ」と分りました。カミキリムシは林業的には害虫が多いようですが、これはそうでないとのことです。飛翔力もあると解説してあった通り、逃がしてやった時、驚くほど遠くまで飛んで行きました。鋭い口が体の前方についていて、噛まれると痛そうで、みんなは触りたがらなかったです。
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  これは“クズ”の花です。根に溜まるでんぷんでクズ餅を造ります。人間は美味しく食べますが、猪も大好物のようです。クズのある所、用心しないと猪が掘ったあとが落とし穴のようになっていて危険です。また、花も綺麗で知らない人には好まれるでしょうけど、森の周辺部を荒らす主役です。森を整備する人達は、やはり花の綺麗なフジと共に大変嫌っています。
f0228958_2062432.jpg 黒川公民館を出て、約1時間後、帰ってきました。その間で採集できたセミの抜け殻はわずか 25。

 予測では、そろそろ降り始める頃と思いながら、公民館のベンチで昼食をとりました。
昼休憩を終えて、少し早いけれど平木谷へ移動することにしました。
 そして・・走り始めるのを待っていたかのように雨・・・そして・・・土砂降り。車の前が見えないほど・・


 公民館から土砂降りの中、ダム沿いの道を行き、一庫のトンネルを抜けると雨は止みました・・というより降っていなかった。道が濡れていない。平木谷公園の土は乾いていて、セミの抜け殻が沢山有る印をつけていました。
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f0228958_20213797.jpg 平木谷では、手の届くところ、網が必要な所・・・
あっと言う間にみんなの小箱が一杯になるほど採集できました。

これ、ジージーと平木谷から参加した○○妹。
この姿、蚊の餌食です。
長袖、長ズボンは必須です。



左手に大事に持った小箱には自称“私の名誉”が一杯採集出来ていました。
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 相当数の採集が出来ていたので30分で切り上げ移動を始めた時に降り始め、車を回して迎えに来た時はこの通り・・・ ここは熱帯かっ!? まるでスコールのような雨。
 みんな車に駆け込みました。そして、誰かの小箱が空っぽ!  慌てふためき・・中身をこぼして来たっ~!このタイミングでの雨は想定内だけれど、この激しさは、まったくの想定外、でも、実害は誰かの小箱の中身が消えただけ。
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予定の時間より少し早めに、牧小で分類作業。




今日は6年生3名に責任を持って集計作業をしてもらいました。
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 その集計結果です。この結果から何が言えるか・・・みなさん考えてみてください。今日はここまでにし、私も明日考えてみます。オリンピックで少々睡眠不足です。
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  これまでは、黒川、平木谷ともに60分程度を採集作業にあてましたが、今回は平木谷は30分で切り上げ
 ました。雨を心配してではなく、30分で充分に標本数が集まると判断したからです。
  今回、分類は出来なかったけれど雨に流された約50は総数には含めて考えた方が良いと判断、( )内
 に記しました。
  採集活動をしていて、感ずる黒川と平木谷の最も大きな違いは、セミが一生のうちの殆どを過ごす地中が
 平木谷は黒川の何倍も乾燥しているのではないかということです。平木谷は表面に地肌が出ている所が殆
 どですが、黒川はかなりの部分に草が生えています。その為でしょう、乾燥したところが好きなクマゼミは黒
 川では見つかっていません。
  数字を見て私が気が付いたことは「そう言えば家にいて去年はミンミンゼミとツクツクボウシの鳴き声が聞
 こえていたけれど、今年はあまり聞かないな・・」数字通りだなということです。
  そして、6年間の数字全体を見て、黒川も大和も環境に大きな変化は起きていないようだと感じました。
 クマゼミやミンミンゼミが好む環境は人間が住みやすい所とは思えません。大和でクマゼミが増えるのかと
 心配しましたが、そうでもないようです。そして、町に緑を増やすことが人が住みやすい環境つくりにつなが
 るんだなと考えました。(8月12日)
  
 
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by makinodai | 2012-08-11 17:29 | Comments(0)